農家愛用のホワイトロングブーツ、ゾナ。
かっこ悪いとかダサいとか、もうそれは言われまくる。
もっとお洒落なの履けばいいのにとか、履いている当人たちも当然如く思うのに、なぜ白長靴を履いているのか?
本日は、その白長靴について語りたい。
【まるみの畑★ひろお】です。ツイッターもやっています。
白長靴の最大のメリット
どうしてここまで白長靴を履く人が多いのか。それは白長靴がもたらすメリットが大きいことに他ならない。
そう、白長靴の”白さ”こそが最大のメリットであるといえよう。
最近、おしゃれ野良着とかあって、黒、緑、濃いめの色の長靴履いて農作業、俺も憧れてそんなことに挑戦した日もあった。
考えてみてくれ、あの炎天下の中、熱をもつ濃い色の長靴を履いて農作業なんてしたら・・・
常に40℃を超えるようなものを足にまとわりつかせていることになるんだ。
これは、体感してもらわないとわからない。
足は蒸れるは、熱くて動けないわ、足は蒸れてそりゃ酷い悪臭にみまわれるはで、酷い目にあったさ。
お洒落長靴とかあるじゃん
これは農作業時期の違いが大きいと思う。飛騨地域は主に夏に農作業になる。寒冷地だからな。
しかし、寒冷地でないところは割と秋から翌年春という作型が多く夏に農作業が多いという地域じゃない。
気温が上がる前であればお洒落長靴でも当然大丈夫なわけなんだ。
実際、田植え長靴は黒だし、6月くらいならまだ耐えれる。しかし、7、8月は無理だ。
機能性>見た目
仕事である以上、機能性を優先する。これは個人的価値観によるところが大きいので人によっては見た目優先になる場合もあるだろうから否定はしない。
俺はただ暑さに負けただけだ。経験すればわかるが苦痛な事は経験しなくて体験談だけ聞いとけばいいと思う。
耐久性能
耐久性能は、普通のお洒落長靴よりは高いと思われる。わりとかがむこともあるので曲がったところがお洒落長靴はすぐに破けて年に2回は買い換える必要が出てくる。
ちなみにZONAは1年に1回、つまり1年1足で価格も安めなので作業には適していると思う。
デメリット
個人的にはあまり性能的にはデメリットを感じていないのだが、あえて上げるとするならば見た目のダサさがあるだろう。
そのダサさゆえに農家のイメージがなんか悪くなってしまうかもしれないが、それを上回る魅力が農業にはあるので気にしてはいけない。
後、白ゆえに汚れが目立つ。とっても。
俺が使っているのはZONAのカバー付きタイプ。足癖が悪いためかけっこう泥が膝近くまでくるのでこれを使用している。
蒸れるのは仕方ないが、防除の時は被爆面積すくなくできるし、草刈りの時はゴミが入りにくくなったり重宝するのでこれがいい。
冬も履くことがあるが、なんだかんだで厚手の長靴より軽いのでわりと年中使っている。
長靴に関しては皆それぞれ好み、用途があるから自分にあったものでいいが、夏の農作業の長靴には白長靴ZONAをお勧めする。